2012年1月14日から15日までの一泊二日、宮城県南三陸町戸倉長清水(とくらながしず)の海沿いに、漁業作業のための作業所建設プロジェクトに関わる皆さんが、ながしず荘を訪問しました。
このプロジェクトはアメリカのサンフランシスコを拠点とし、東京に支所をもつゲンスラーという設計事務所がスポンサーとなり、今春からのわかめ養殖再開にむけた漁業作業のための作業所を建設するプロジェクトです。
基本構造は集成材を活用した木造で、山形の株式会社シェルターが木構造の資材を提供してくださいました。
シェルターのKES工法は、金物とプレカットの集成材を使った木構造で、施工の簡便さと耐久性が特徴です。
今回の長清水訪問の際には、シェルターの木村一義社長ご自身が構造模型をながしず荘にご持参くださり、ゲンスラーのダン ワイニー会長始め、関係する皆さんと建築技術のインストラクションを共有する機会をいただきました。
また、ロンドンのAAスクールで教員をしている江頭慎さんとの共同プロジェクトも進みつつあり、今回はAAスクールのプロジェクトに関わる建築家のお二人も現地訪問にご同行いただきました。
2月から本格的な工事が始まる予定です。
南三陸町戸倉長清水の復興活動情報「ウミノマエ」ウェブ

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