中田研究室では、東日本大震災で被災をされた石巻市の3つの地区(雄勝、北上、河北)から、二子(北上川沿いで、三陸道の河北インターを降りたすぐの地域)に集団移転をされる皆さんのためのまちづくりをお手伝いしています。
2013年8月、石巻市二子(ふたご)地区まちづくり協議会の設立を機に、協議会の委員として東北大学のメンバーと協力し、移転後の生活基盤となる新しい住宅地を考えるワークショップなどにも取り組んでいます。
開発の規模はおおよそ19ヘクタール、自力再建、公営住宅と合わせて約400戸が生活の拠点を構える大きな移転計画です。
2014年4月23日(水)の午後7時より、河北総合支所にて、各地区を代表して協議会に参加されている委員の皆さん、石巻市役所の各担当者、宮城大学、東北大学のメンバーでワークショップを開催しました。
今回のワークショップでは、住居を囲む街区のありかたについての検討を行いました。
クルドサック型、クランク型、背面緑道設置型の街区の模型を用意し、1ブロック30戸を基準とした街割りを検討します。
用意した典型的な街区のパターンにそれぞれ住宅の模型を配置し、その周辺の緑地、二次的な通路などを描き加えたり、道路幅や道路線形を変更して街並についての考え方を出し合います。
4つのテーブルに分かれて議論を重ね、それぞれの検討次項を各テーブルからプレゼンテーションをしてもらいました。
ワークショップの最後で、4つの街路パターンを並べてみると、将来の街並を想起させる模型になります。
今回のワークショプで出された話題、検討次項を集約し、移転先の地域全体を見据えたマスタープランを描く作業にこれから入っていきます。
宮城大学からも院生、学部の3、4年生が各テーブルでのファシリテーターとして参加し、切実な地域の皆さんの話題を丁寧に取り上げ、模型作りのお手伝いをさせていただきました。

4つの模型を合わせてみると、街の雰囲気を感じることができます。これをモデルとして、実際の敷地にあわせながらマスタープランを描いていきます。

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