春の日ざしが少しずつ眩しくなる季節になりました。
震災から1年。東日本大震災に被災された皆さんの生活の復興も徐々に進みつつあります。あらためまして、震災で犠牲になられた皆様のご冥福を謹んでお祈り申し上げますとともに、生活の再建に取り組まれている皆様のご健康と一日も早い復興をご祈年申し上げます。
昨年の初夏、宮城県南三陸町戸倉長清水地域の皆さんとともに、宮城大学事業構想学部の中田研究室では「A Book for Our Future, 311」というワークショップを開催させていただきました。この活動は震災直後に被災された皆さんと一緒に、新しい地域の再生を目指したビジョンを描くことで、先の見えなかった復興をともに支えて行くことを目指したものでした。その時に描かれた一枚の絵に「ながしずてぬぐい」の絵がありました。瓦礫の撤去や漁業の復活に汗を流すとき、愛すべき海をモチーフにした鮮やかな手ぬぐいを使っていただきたいという気持ちから、研究室の学生がデザインをしたものです。多くの皆様のご支援をいただき、地元宮城の染物屋さんにご協力をいただき、手ぬぐいを作ることが出来ました。昨年9月には世界建築会議東京大会の会場で、世界中から集まった建築家やデザイナーの皆さんからも復興ビジョンを描いたスケッチをご提供いただき、その御礼に一枚ずつ「ながしずてぬぐい」をお渡しすることもできました。
発災から1年が経ち、沿岸部にも春がやってきます。私たちもこれまで復興支援の活動を微力ながらさせていただきましたが、この春を新たな復興の足がかりとして迎えたいと考え、新デザインの「ながしずてぬぐい 春」を製作いたしました。
この度、新デザインの「ながしずてぬぐい 春」を販売させていただくことにいたしました。売り上げの一部は、南三陸町の皆さんへの支援にあてさせていただきます。今後とも、どうぞよろしくご支援のほど、お願いいたします。

(左)赤バージョン(右)桃バージョン
販売価格
1,500円(消費税込み) (販売の予定枚がすべてなくなりましたので、数販売を終了しました)
販売枚数
赤バージョン/桃バージョン 各50枚
(枚数に限りがありますので、なくなり次第販売を終了させていただきます。)

販売方法
こちらのメールアドレス(nakatalab.myu@gmail.com)に、お届け先のご住所、お名前、お電話番号、ご希望の色(赤バージョン/桃バージョン)、ご希望枚数を書いてお知らせください。お買い上げ頂く方とお送り先が異なる場合は、お買い上げいただく方のご住所、お名前、お電話番号もあわせてお知らせください。お送りいただいたメールに折り返し、お支払い方法などの詳細をご連絡させていただきます。なお、お支払いは指定の銀行口座へのお振込のみとさせていただきます。現金やクレジットカードでのお支払いはお引き受けいたしかねますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

今後も新しいヴァージョンの「ながしずてぬぐい」を製作する予定です。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。(2013/5/22)
「ながしずてぬぐい 春」製作実行委員会

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