当初の予定では、「生」と「死」の展示には花ではなく、木を使って表現しようと考えました。大学の裏山へ行き、手頃な大きさの枝をいくつか見繕って持って帰りました。大学の裏山へ行く機会なんてほとんどなかったので、探索気分で探しに行きました。

展示に必要な物資を調達するため、買い出しに出かけました。効率よく調達するため手分けして調達した時もあれば、全員で決めたい時は全員一緒に買い出しに行きました。展示までギリギリの日程となっても、自分たちのこだわりを表現するため、理想の商品を探しに行きました。最終的には満足のいく理想的な商品を手にできたので、良かったです。

材料を調達したら、早速山の制作に入りました。園芸用の土を3種類用意し、それぞれの色味や、混ぜた時の色味を確認しました。山を崩した際にその断面が地層に見えるように、3種類の土を順番に重ねながら山を形成しました。山を崩した時にある程度硬さがあるように、水にボンドを溶かしたボンド水を霧吹きで吹きかけながら土を固めました。ある程度形が整ってきたら、大学内に生えていたさまざまな形の苔を使って表面をコーティングすることでリアルな山を表現することができました。

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