宮城県加美町 上多田川(かみただがわ)小学校にてワークショップを開催しました。
タイトルは「上多田川小学校の子供たちがそそいだまなざしの花をさかせよう」プロジェクトです。。
加美町 上多田川(かみただがわ)小学校は平成26(2014)年3月に、町内の別の小学校との統合が行われ、閉校となります。
宮城大学は加美町との協定を結んでいることから、この小学校の跡地の有効活用についての検討委員会開催に際し、教員が委員として参加をしています。
この検討委員会において、閉校となる平成26(2014)年3月までに、上多田川小学校に通う児童生徒の皆さんとともに、ワークショップを行うこととなりました。
平成25年末、冬休みの宿題として児童生徒に皆さん全員にリサイクルカメラをお渡しし、それぞれが好きな写真を撮影します。3学期の始業式にリサイクルカメラを提出し、その後、写真にする作業を行いました。
リサイクルカメラはデジタルカメラとは違い、何を撮影したかその場では確認できません。そして、撮影された写真には、確かにその目で見た光景が写っています。
できあがった写真には、各自でキャプションをつけてもらいました。様々な色紙に見たこと、感じたことを書いてもらっています。
その写真を宮城大学の学生が制作した展示用のステーに取り付けて、花畑のような展示空間が完成しました。
平成26(2014)年2月1日(土)上多田川小学校の体育館で、展示作品制作のワークショップが開催されました。
はつらつとした子供達の表情が印象的なワークショップでした。

一枚一枚丁寧に写真を取り付けていきます。ステーの足の長さは子供達の背の高さにそろえてカットしてあります。その時の子供の視線に写真がくるように考えました。

色紙に書かれたキャプションが見える方向からの展示風景。様々な気持ちが言葉になって書かれています。

思い思いの写真が宙を舞っています。時折揺らぐ写真の群れは、子供達のまなざしの一つ一つです。

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