デザインの基本原則
アイデアの発想と展開の方法、そしてそれを具体化するためのプロセスを体験しながら、デザインにおける基本原則を学ぶ演習。表現のための原理とルールを理解しつつ、発想に色と形を与える技能を体得するとともに、ファブリケーションやプログラミングを通して、人と表現の関わりを意識したデザインを実践します。

デザインプロセスの重視
単なる技術習得にとどまらないよう、デザインプロセスを意識して演習を進めます。アイデアをどのように導き出すのか、軸となるコンセプトは何か、そしてそれを最適な形で具体化するためには、どのような技術や手法が必要なのか。細部のクオリティへのこだわりと、全体を俯瞰する両方の視点を切り替えながら、制作していきます。

担当教員
鹿野護/土岐謙次

TA(2018)
武田 空(デ情4年)
粂川由依(事業構想学研究科M2)
小林和輝(デ情4年)
小林真由(デ情4年)

Slack
演習中に使用するデータの受け渡しや、課題提出などの連絡は全てSlackで行います。下記の手順で登録を完了させてください。登録用URLはこちらです。
https://myu-vc-design-2018.slack.com/join/signup

我々は様々なメッセージをやり取りしながら生活を営んでいる。文字による意志の伝達はその典型である。また、私たちは様々な人達と様々な空間を共有しながらコミュニケーションをとって暮らしている。この演習ではビジュアルデザインの基本ツールであるAdobe Illustratorの基礎を学びながらグラフィックデザインの基本技能を習得する。さらに、データから直接物質を加工するデジタルファブリケーション技術の基本を習得する。

1.課題説明/デザインプロセス
2.空間の観察/シーンの想定
3.Illustratorによる描画の基本/文字の基本
4.印刷出力とプロトタイピング
5.レーザーカッターによる出力/制作
6.制作/撮影/データのアップロード
7.全体講評

人間は表現において様々な文様を作り出してきた。その歴史は古く、古代から地域の民俗や信仰を反映しながら生活の中に浸透してきた。現代社会においても非常に重要なビジュアル要素であり、今後もその存在は変わることがないだろう。この演習ではプログラミングの基礎を学びながら、繰り返しや偶然性などのアルゴリズムを習得。要素のパラメータ化を通して、ジェネレーティブなビジュアルデザインのツールデザインを学ぶ。

1.デザインプロセス/プログラミング入門
2.幾何学の描画/RGBとCMYK/画像データの扱い
3.繰り返しと偶然性/GUIの導入
4.描画の応用/曲線の描画/ツールの設計
5.ツール実装/画像データ生成/相互レビュー
6.ポスターデザイン/データのアップロード
7.全体講評

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