宮城大学価値創造デザイン学類では、事業構想を軸としたデザイン教育の一環として、グッドデザイン賞受賞者による講義を開催します。初回となる今年は、グッドデザイン賞事務局の協力のもと2017年に金賞を受賞されたプラネットテーブルの菊池紳氏を招き、食と農を軸とした先進的なデザインのあり方について講義していただくとともに、対話的なワークショップを通じてビジネスモデルの構築や、効果的な情報発信について学びます。
グッドデザイン賞 受賞デザイナー講座「グッドデザインレクチャー」
講師:菊池 紳氏(プラネット・テーブル「SEND」 代表取締役社長)
開催日時:2018年11月12日(月) 9:00〜10:20
場所:宮城大学 大和キャンパス 401講義室
主催:宮城大学 価値創造デザイン学類 「価値創造デザイン演習II」
担当教員:鹿野護
※演習履修者80名が受講しますが、宮城大学の学生であればどなたでも参加できます。
菊池 紳氏
プラネット・テーブル「SEND」 代表取締役社長
起業家。ビジネス・デザイナー。1979年東京生まれ。投資銀行や投資ファンド等を経て、官民ファンドの設立に参画し、農畜水産・食分野の振興に従事。2014年にプラネット・テーブル株式会社を設立し、『SEND(2017年グッドデザイン金賞受賞)』、『Farmpay』など、“食べる未来” に向けた事業を生み出し続けている。Next Rising Star Award(Forbes Japan) 受賞、 EY Innovative Startup Award(EY) 受賞。東京都「地域版第4次産業革命推進プロジェクト」推進委員ほか。
SEND公式サイト「SENDの仕組み」より画像引用 https://send.farm/concept.html
グッドデザイン賞とは?
グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。
グッドデザインレクチャーとは?
グッドデザイン賞を手がける公益財団法人日本デザイン振興会の協力のもとで実現した教育プログラム。グッドデザイン賞の受賞者が、受講者と直接対話をしながら未来の社会を考える実践的なデザインレクチャー。
価値創造デザイン演習II
宮城大学 価値創造デザイン学類2年生向けの演習。情報発信をテーマに、Webデザイン、インフォグラフィックス、モーショングラフィックスを習得。グッドデザインレクチャーを通して技術の背景にある意義やサービスのあり方を学びます。