アイデアと計画

3回目の演習では、ゲストを迎えてアイデアをブラッシュアップしていきました。ゲストはYAMAHAの納富さん。納富さんは実は宮城大学のデザイン情報学科の卒業生で、今回の担当教員である茅原先生の研究室で学ばれていました。納富さんからは自己紹介や活動紹介に加えて、学生に近い視点で、チームごとに作品に対する細やかなアドバイスをいただきました。

また、同時にチラシのデザインのコンペも行われました。全員が考えてきたチラシのアイデアをホワイトボードに並べ、それぞれのデザインの意図を発表し、全員で投票を行ったのちに、教員とゲストの納富さんによる審査が行われました。作品作りのテーマである「時間」がどのように表現されているか? そしてチラシを見た人を会場に来場させる力があるか?が審査のポイントです。

この演習時間での最大のミッションは計画書を作ることです。アイデアを具体化するために、作品タイトルやスケジュール、機材などをひとまず確定させる必要があります。特にスケジュール管理は今回の演習では非常に重要となるはずです。計画書を作ることで、抽象的だった作品作りが、一気に具体化に向けて近づいていきます。

チラシのデザインをプレゼンテーション。キービジュアルとキャッチコピーがデザインのポイントです。

審査風景。チラシのビジュアルは展覧会のイメージに大きく作用するので慎重に。

ゲストのYAMAHA納富さんにお持ちいただいたVenovaを使用する茅原先生。ちなみにVenovaは2017年グッドデザインの大賞を受賞しています。

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