TRACE THE TRACE

メディアデザイン演習C(4Q)

チーム ゼロキリンズは、「作品に触れた人と人との時間を結ぶ」をコンセプトとして作品作りをしています。

“TRACE THE TRACE”は、ARマーカーとKinectを使って、スクリーンに時間積み木をトレースして遊べるメディアアートです。

作品について

『時間』といえば、「進む」、「流れる」、「過ぎる」…ある一方向に向かって淡々と進んでゆく、と普段の私たちは認識していると思います。しかし一方で、私たちが時間と積極的に向き合おうとする時には「時間は積み重なるもの」としても認識しているのではないでしょうか。

私たちはその感覚に注目し、「時間」を「積み上げる」インタラクティブな作品を制作しました。パネルをかざして溜めた「時間」だけ存在できる儚い時間積み木は、それでいてカラフルにスクリーンを彩ります。そして、あなたの残した積み木は他の積み木と重なりふれあい、新しい積み木への道しるべとなります。

その日訪れた、「作品に触れた人と人との時間」が結ばれ、それによって作り上げられた新たな世界観を楽しんでもらえればと思います。

プロセス

ゼロキリンズ 始動

柳沼洋詞・斎藤洋平・小林和輝の3人が集まり、チーム「ゼロキリンズ」となって活動を開始いたしました!

先の展示会タイトルコンペでは小林和輝の案が、チラシコンペでは斎藤洋平の案が採用され、私たちゼロキリンズは躍進の一途を辿っている次第です。

私たちゼロキリンズは、展示会にいらっしゃる、『過去』・『現在』・『未来』の人々の時間の流れを繋ぐことをコンセプトとして作品づくりに励んでいます。

まだまだアイデアを固めきれず、『時間』というテーマを活かせているか、事毎に振り返りつつ、少しずつ進んでいるのがゼロキリンズの現状です。

「これだ!」という方向が定まれば、同じ方向に力を合わせて進んで行けるメンバーが集まったかと思います。ゼロキリンズ、頑張ります!

2017/12/12 小林

開発担当と技術検証

なかなか進捗がないまま年を越してしまいましたが、ミーティングを重ねて開発ビジョンと役割分担を決定することで、一気に光がさしました。

まずは仕様にそってプロトタイプを製作することとし、その役割を分担しました。

小林:描画処理担当

柳沼:AR技術担当

齋藤:Kinect技術担当

何はともあれ実現可能かを検証しなければ始められません!スタートが遅れてしまった分、ここから全速力で製作していきます!

2018/1/23 小林

残像処理、成功!

残像処理の実装に成功しました!

小林の担当でなかなかうまく実装できずに悩んでいたのですが、先生や友人の助けを借りてようやく実現しました。

クラスで幾つでも複製できるように組んであるので、あとはARとKinectから情報を受け取って反映すること、また表示する図形やエフェクトを詰めていきます。

目に見える進捗があるとモチベーションも上がります、この勢いで突き進みます!

2018/1/30 小林

AR+Kinect繋がりました!

前回実装できた残像処理にくわえて、

Kinectの画像情報読み取りとARマーカーの座標読み取りが実装できました!

具体的にどの機能をどう実装するのかも3人で話し合いながら、着実に前へ前へと進んでいます。

次はいよいよ影のトレース(TRACE)実装です、乞うご期待…!

2018/2/1 小林

時間積み木がコロコロと

ついに、ARマーカーから積み木を生み出す処理が成功しました!

カラフルなスクリーンショットは一人ではなかなか取れないので、今度はメンバーと集まって量産してみたいと思います。笑

メインの部分は完成したので、これからは効果音や背景を詰めていきます!

2018/2/4 小林

メンバー

柳沼 洋詞

最近JavaScriptをいじる機会が多く一番得意な言語になりつつあります、会場担当です。最近の趣味の一つがカッコイイ建物を観ることです。展示場所の空間を活かした演出ができれば嬉しいです。

齋藤 洋平

Kinectを使ったプログラムを作るのは初めてなので、チームに助けてもらいながら進めることになります。とはいえ、自分の出来る事をしっかりと発揮したいと考えます。最近Mac book proを買ったので、どんどん進められるような気がします。

小林 和輝

バンドをやっています。ドラム担当です。チームではWEBを担当しています。キネクトやパーリンノイズなどを用いて、動的に画像処理を行うアルゴリズムなどが得意です。

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